
id=”喪男もおもおとこもだん”>喪男(もお、もおとこ、もだん)
“2ちゃんねる用語のうちの1つで、モテない男性のことを指す。また喪男板となると2ちゃんねる内のモテない男性板のことをいう。また喪男はネガティブ思考または自虐的であるため、毒男(独身男)同様、アスキーアートなどでは暗い内容のものが多い。” (wikipediaより)
2ちゃんねらーでなくても喪男という言葉をご存知の方は多いかと思います。
ここに登場する喪男とはオタクとはまた違って、オタクの様に趣味や好きなことがあるわけでもなく、もちろんファッションセンスはゼロというかファッションというものを気にしたことないし、着れればなんでもよし。
毎日職場と家の往復で、大して給料が良いわけでもないけれど使うところもないので貯金だけはある。 今まで好きな人ができたこともあったけれど、もちろん告白なんてできるはずもなく、彼女ができた試しもない。
ここではそんな喪男くんが婚活をしようと重い腰をあげ、結婚相談所に登録した時のお話をご紹介します!
※全て実話です
※ここからはお話をいただいた彼目線でお送りします
【1】喪男プロフィール
↑爽やかな整備士のイラストですが、僕はこんな爽やかお兄さんではありません。
35歳喪男くんです。自分でくん付けしているのではなく、ペンネームみたいなものだと思ってください。
高校を卒業してから工場を経営していた親のもとで働いていました。 自宅の敷地内に工場があり、働いているのも自分と親父だけだったのでもちろん出会いはなし。
景気が悪くなり親父が工場をたたんでからは、車の整備士としてガソリンスタンドで働いています。
イメージ通り男がほとんどの業界ですので、もちろんここでも出会いなし。
たまにバイトで女の子が入ってきたりもしますが、ガソリンスタンドで働く様な女の子は活発で人見知りしない様な子ばかりでしたので、そういう子は会話の弾む他の整備士たちと仲良くしていました。
なので僕と話すのは本当に業務上の会話だけ。僕自身も自分とは合わないだろうなとはなっから思っていたので、話しかけたりすることもありませんでした。
整備士をしてはいるものの、別に車がめちゃくちゃ好きとかではありません。 仕事は嫌ではないし、自分なりに楽しんでやってはいるのですけれど。
特に趣味もなく、飲むことが好きというわけでもないので、仕事が終わったら家に帰っての繰り返しで毎日をやり過ごしていました。
【2】婚活しようと思ったワケ~いつかは勝手にはやってこない
僕が婚活しようと思ったのは、親がうるさいことと、「いつか結婚できるだろう」と考えていた「いつか」が待てど暮らせどやってこなかったからです。
職場はほとんどが同性で異性がいない環境ですし、友達も少ししかいないので出会いもない。
いつかは結婚して子供を持つんだろうなと漠然と思っていました。
その「いつか」に向けて何かをするワケでもなく、自然とその日が来るんだろうなと毎日のらりくらり過ごしていただけです。
それでまあ親が本当にうるさいんですよ。
30になる手前ぐらいからちょいちょい言い出して、30超えたら挨拶かのように「いつ結婚するの?」と。
同じような経験をしてうんざりしている人は多いかと思います。
最初は言われすぎて結婚したくなくなるんですよね。「もう結婚してやらん!」ってこっちもヤケクソになるんです。
ですが、33歳になったあたりから周りの人がどんどん結婚し始めて、別に自分に直接関わりのない友達や職場の人が結婚したというのを何回も聞いていると、自分の「いつか」ってここままやってこないかもしれないっていう危機感がどんどん大きくなるんですよね。
言い方は悪いですけど、「なんでこんなくさいおっさんが結婚できて、自分はできないんだろう」って思ったことありませんか?
ある日結構それについて真剣に考えてしまったことがあって。
おっさんはもしかしたら若い時はイケメンだったのかもしれないとか考えてる時点でもうむなしくなりました。
年齢とか親がうるさいとか周りがみんな結婚したからっていうのはありきたりな理由ですが、そういうありきたりな理由が人間を焦らせるんですね。
それにいつまでたっても「いつか」がやってこないんじゃないかという恐怖と、今までもこうだったんだから今までと同じ生活だとその日はやってこないんだなとぼんやり思い始めた訳なんです。
【3】結婚相談所に登録!
そんなこんなで「どげんかせんといかん」と思った僕は結婚相手を見つけようと婚活を始めることに決めました。 でも婚活って何したらいいのかよくわからないんですよね。 やっぱり合コン?とかって思っても、合コンはなんか気持ちが軽い感じが今の自分には合っていないなあと。
結婚すると決めたら結婚相手を見つけたいので、ちゃんと結婚したい人を探そうと思いました。 そうするにはやっぱり結婚相談所か?と思い、資料請求からしてみました。 婚活パーティーとかに行ってパーリーピーポーになる勇気はなかったんですよね。 まあ婚活パーティーはパリピじゃなくて真剣な方ばかりだと思いますが。
パートナーエージェントとIBJメンバーズとオーネットにとりあえず資料請求してみました。
どの結婚相談所も結婚相談所からの資料とはわからない封筒に入って資料が届きました。
どこの結婚相談所も資料が豊富でホームページに乗っていない様なことも書いてあったので、婚活するのは自分なのに、ほー!と他人事の様に資料を見ていました。
それでもなんかまだ直接行く勇気は持てなかったんですよね。
今まで彼女がいた経験もなく、人ともあまり関わったことのない喪男なので、そういうとこに行くこともすごく億劫でした。
資料が届いてから2,3日経ったぐらいの日に、各結婚相談所から電話がかかってきました。
・婚活をしたことはあるのか?
・いつ頃までに結婚したいと思っているのか?
などの簡単な質問をされます。
なんとなく電話口の話し方から、ここが良いなという印象はあったのですが、どの結婚相談所もその電話で予約をすることができたので、一度行ってみようということで3社全部に行ってみることにしました。
休みの日1日で全部の結婚相談所に行こうという作戦です。それのが比較しやすいですしね。
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まずはIBJメンバーズへ。
印象は、
・婚活サイトや婚活パーティーも運営しているので情報量が豊富
・結婚相談所としてだけでなく、婚活パーティーなど色んな方法を提案される
・結構押しが強い
こんな感じでした。
結婚相談所に登録ということを目的に聞きに行ったので、あまり色んな方法を提案されてもなんだかなあという感じでした。 ただ、まだ結婚相談所に登録するか婚活パーティーから始めるかを決められていない人におすすめですね。
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次はパートナーエージェントへ。
印象は、
・一対一でしっかりサポートしてくれるので、結婚相談所感?がしっかりあった
・コンシェルジュの人がベテランの人が多そう
こんな感じでした。
何にも経験もないしどう進めればいいのかわからない自分には心強い感じでしたね。
パートナーエージェントという名前の通りパートナーを紹介してくれるのはもちろんのこと、コンシェルジュの人が婚活を進めていく上でのパートナーにもなってくれそうですね。
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最後に楽天オーネットに行ってきました。
印象は、
・結婚相手検索ツール貸してあげるから頑張って検索してね
・使い方わからなかったらアドバイスするよ
・他の方法が良かったらお見合いコースなんかもあるよ
こんな感じでした。
データマッチング型結婚相談所であるオーネットは、仲人型結婚相談所に比べて個人に活動を任せるという感じでした。
ただオーネットは会員数がとても多いので、選択肢はかなりありますね。
ずっとサポートしてもらって婚活を進めるよりは、自分のペースで進めて行きたくて、たまにアドバイスしてほしいなという人におすすめですね。
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3社に行った感想はやっぱり「行ってみなきゃわからない」ということですね。
ただ自分に合った結婚相談所というのもやっぱりありますし、資料見るだけでも雰囲気は感じ取れるので、何社にも足を運ぶのが面倒だという人は資料請求するだけでもいいと思います。お金かからないですしね。
そんなこんなで読んでもらってもうおわかりかと思いますが、僕はパートナーエージェントに登録することにしました。 チキンだし何したら良いかわからなかったので、とにかくサポートしてほしくて。
【4】現在の喪男婚活状況
結婚相談所に登録した上の話が2ヶ月前の話です。
1ヶ月目は自信が持てなくて相手が求めてる条件が自分と一つでも合わないと「この人はダメだ、自分なんかには会いたくないだろう」と縮こまってしまって1人にも会えない状況でした。
あんまりにもチキンなのでコンシェルジュさんも呆れるぐらいでした。
まあでもそれでもコンシェルジュの人は根気よく付き合ってくれて、やっと2ヶ月目に1人の人と会うことができました。 もう一度ぐらいは会いたいなと思ったのですが、相手に断られた時は相当凹みましたし、またプレミアムチキン発症してしまったんですけどね。
それでもお金も払ってるし、結婚相談所に登録した理由をよくよく思い出すと開き直れて、今3人目の人と会っています。
少し住んでいる場所が離れているのですが、通えない距離ではないので、車走らせて会いに行きました。向こうからもこっちに来てくれてて、もう5回ぐらいは食事に行ったりしました。
どうなるかはわからないけれど、人と会うこと、話すことって結構楽しいんだなあと少しずつ思えるようにはなってきました。
女性との接し方がわからなくなっても、コンシェルジュさんに聞いて貰えばいいやーと心の余裕もできてきてます。
誰も待ってないとは思いますが、続報はまた書きます。
【5】婚活丸ポイントまとめ
職場が同性ばかりで出会いがない人は乗り遅れる前に早く外に出るべきなんじゃ。
「いつか結婚できるだろう」の「いつか」は待っていても来ない事に気付く。
その気付く時は向こうからやってくるのでござる。
IBJメンバーズは、まだ結婚相談所に登録するか婚活パーティーから始めるかを決められていない人におすすめ
パートナーエージェントは、何にも経験もないしどう進めればいいのかわからない人におすすめ
オーネットは、自分のペースで進めて行きたくて、たまにアドバイスしてほしいなという人におすすめ
チキン喪男でも結婚相談所に行けば女性とデートできるまでにはなったでござる