結婚に消極的な、いわゆる“嫌婚“の人が増えてきていますが、見方を変えると結婚に前向きになることができます。
TBSの火曜日10時から放送されている『逃げるは恥だが役に立つ』というドラマの中で、星野源の上司役をやっている人が「メリットがあれば結婚しても良いかな」と言っているのを見て、結婚に限らず人生はメリットのギブアンドテイクだなあと思いました。
ドラマの内容も契約結婚といういわゆるメリットの受け渡しです。
新垣結衣の役はは仕事が欲しい、星野源の役は家事をしてくれる人が欲しい、そのお互いのニーズをお互いが満たしているということをお互いが知り、契約結婚という形になりました。これこそメリットの受け渡しですよね。
一般的に結婚した人たちは「メリットがあるから結婚した」という風には言わないですよね。
そんな言い方をすると、「そこに愛はないのか!」と言われてしまうからです。
結婚はいつまでもお互いに好き合って愛し合った延長にあるものだというイメージがあるので、メリットがあるという言い方をするととてもドライに思われてしまいがちです。
ですがよくよく考えてみると愛し合って結婚した人たちもメリットがあるから結婚しています。
例えば顔が好みという人は結婚したら毎日その好きな顔を見ていられるというメリットがあります。
優しいから結婚したという人は、その優しい相手に癒されるから、落ち着くから、何かしても許してもらえるからといったメリットがあります。
逆にメリットが無ければ、メリットよりもデメリットが大きければ、人は結婚しません。
最初はメリットがあると思って結婚しても、結婚生活をしているうちにメリットが小さくなったり無くなったりして離婚してしまいます。
結婚に限らずどんなことでも同じですよね。
外食をするのは、自分で作る手間を省けるから、美味しいごはんを食べられるからといったメリットがあります。そういったメリットを与えることで外食産業は成り立っています。
結婚においては気持ちが重視されがちなのでメリットを前面に出しているとなんだか微妙な印象を持たれがちですが、それでも本人同士のメリットが合致すれば結婚できますし、結婚生活は上手く行きます。
結婚に対してイマイチ積極的になれないけれど、親がうるさかったり世間体が気になるから積極的になれないという人は、自分はどういうメリットを求めているのか、自分はどんなメリットを与えられるのかという視点で考えてみると結婚に前向きにになることができます。
メリットのある結婚相手を見つけるには
日常生活で「あなたは私にとってメリットがあるから結婚しませんか」と言うとロマンチックのかけらもないと断られてしまうかもしれません。
そんな時は結婚相談所を利用してみてはいかがでしょうか。
結婚相談所は自分のプロフィールや希望条件を満たした人を紹介されます。自分が与えることができるメリットと与えて欲しいメリットが一致する相手を紹介されます。条件検索とはそういうことなんですね。
もちろん結婚相談所でもそんな風にドライな言い方をしていると相手に受け入れてもらえないかもしれませんが、そういったスタンスで結婚相手を探している人ももちろんいるので、そういったスタンスで結婚相談所を利用する手もあります。
結婚に消極的な人はそういったスタンスで結婚相談所を利用して結婚しても良いなという相手を見つけてみるのも良いかもしれませんよ。